十字道 製作裏話 3
十字道の制作関係の裏話などを少々書いてます。
順不同です。
本編を読み終わった後にお読みください。


  • 内職
    武士の内職について調べたら、「菊の栽培」や「コオロギの飼育」というのがあったので、 先生は菊の栽培が得意で、華鐘はコオロギの飼育が得意という設定を考えたことがありました。
    けっきょく描かなかったので、「コオロギの華鐘」の異名はつかずに済みました。
    (第五話18ページ目)
    十字道 制作裏話


  • “六合修羅蛍”
    身辰を描く方を優先したためにあっけなく散りました。
    やっぱりもう一話使うべきでした。
    しかし一撃必殺の“木っ端微塵流”が相手では……

    十字道 制作裏話 十字道 制作裏話 十字道 制作裏話 十字道 制作裏話 十字道 制作裏話 十字道 制作裏話


  • ホテリとセイラギ
    第六十四話にホテリたちの過去の話が描いてあります。
    本編では省略しましたが、ホテリたちのいる“修羅道の村”の最終試練は「“外道の村”を襲撃して首を2つ持って帰ること」というものでした。  しかし非力なホテリは首を手に入れられず、逆に返り討ちになりそうになって、村から逃げ出した。  茂みかどこかで隠れて休んでいるところに“修羅道の村”の仲間がやって来てとりあえず合流。  その者は1つだけ首を取ってきていて、それがセイラギの首だった。  その後どうしようかと考える修羅道の者は、条件となっていた2つの首は「外道の首に限る」とは言ってなかったことに気づき、 ホテリの首を取ろうとする。  そこでもみ合いになり、(偶然などが重なり)ホテリが勝ち、首が2つ手に入る。  そうしてホテリはセイラギの首のおかげで村を出ることが出来たと、そんな設定になってました。
    この話はページ数の都合やなんやらを考えて、省略しました。
    十字道 制作裏話 十字道 制作裏話


  • シールとホテリの道力
    開眼のきっかけは、自分たちをこき使っていた権力者の屋敷が火事で倒壊したのを見た時に、 その強さが印象に残ったから……という案が有力でしたが、どうせ描く機会も来ないだろうと思って、 細部までは設定を作りこみませんでした。
    あと「顔から火が出るほど恥ずかしい目にあったら、本当に火が出るようになった」という案もありました。
    十字道 制作裏話 十字道 制作裏話


  • 瓜和姉妹
    ただの飾りで終わったような。
    十字道 制作裏話 十字道 制作裏話


  • ゴサ
    跳ビ姫の子供の中で最強なのは「末っ子のゴサ」という設定があって、その理由は「父親が身辰」というものでした(本当かどうかは不明)
    だから身辰戦を見に来ていたりしたわけですが「ただでさえキャラが多い漫画なのに、こんな脇役の敵にそんな設定はいらん!」と思って、 設定を省いて、江戸川戦で散ってもらいました。
    そのおかげで兄弟最強キャラは長男のイチジョウに変わり、ゴサの分まで大暴れしてくれました。
    十字道 制作裏話 十字道 制作裏話


  • “失われた街道”のアニキたち
    「ジンザブのアニキたちや隣のお姉さんが“失われた街道”の小悪党になっていた」という展開も考えたことがあります。  そのアニキたちとの戦いを経て、ソヨミとの再会へと話を流して行こうかと思ったわけですが、 ジンザブがうるさいし、歌菜意がうるさいし、アニキたちもうるさいので、無理でした。
    十字道 制作裏話 十字道 制作裏話 十字道 制作裏話


  • 肉達磨鈍重
    顔にクレームが来たので、途中から自主規制となりました。
    十字道 制作裏話


  • 目ノ上天狗
    このキャラは元々「雀天狗」という名前の妖怪で、小柄で槍を持っていて、初登場は7〜9話ぐらい、華鐘に勝負を挑んで負けてから ライバル視するようになって、時々再登場しては邪魔をする。
    そんなキャラの予定でしたが、登場を後回しにしてタザナ編を始めてしまったら、もう出せなくなってしまい、 ようやく出せる時が来たと思ったら見かけも中身もでかいキャラになってしまってました。
    十字道 制作裏話


  • うーむ
    もうすでに返信の部屋 とかで書いてしまったことも多いので、書くことがあんまりないです。

裏話1へ  裏話2へ  裏話3へ 
『十字道』TOP